観覧車に乗ると恐怖心で会話どころじゃなくなる、そんな経験をされた方もいると思います。
この観覧車が怖い心理とは、一体どんなものなんでしょうか?
それを理解したうえで、観覧車が怖い人の具体的な理由も紐解いてみました。
観覧車が怖いのを克服したい人のために、その方法も調べてみましたので、参考にしてみてください。
観覧車が怖い心理を知ることで、克服する手助けとなれば幸いです。
この記事でわかること
- 観覧車が怖い人に心理と理由
- 観覧車への恐怖を克服したい
観覧車が怖い心理とは?
観覧車が怖い心理としては、徐々に高い所に上がっていくのが怖いという話をよく聞きます。
観覧車めっちゃ怖い😱高いとこ嫌やねん。 pic.twitter.com/QQlruFWp46
— KojiYamamoto@プロティアン認定ファシリテーター|銀行とITベンチャーの兼務人事 (@kojiyaaoo) October 3, 2021
他にも、頂上付近で風にあおられて揺れるのが怖い、という人もいますよね。
人がゴミのようだ(●:◎)
風強い日の観覧車は、意外と怖い😱 pic.twitter.com/ks6KLvMdFW— 🀄ドラドラちゃん🀄 (@dorachan2315) January 4, 2022
もし、乗っている途中でトラブルが起きても、外に出られないという不安感もあります。
高い所に立てば落ちて死ぬというのは、誰しもイメージしてしまうことなので、これに抗うことは難しいでしょう。
高い所が好きという人は、この恐怖心を
上手くスリルに置きかえることができる
のだと思います。
では、高所が好きな人と嫌いな人の違いは何なんでしょうか?
高い所が好きな人は、そういう場所に行くと興奮状態になって、
脳内からアドレナリンが放出
されます。
これが怖いという感覚を、ワクワクする気持ちに変換させる役割を果たしているみたい。
逆に高い所が苦手な人は、
脳内からノルアドレナリンというものが放出
されています。
この物質によって血管が収縮し、血圧が上昇して、緊張感が高まるようです。
どちらの物質が分泌されるかは、脳に刻まれている思考回路の違いによるとのこと。
つまり、自分が高所に対して持っている感情によって、脳に与える作用が変わってくるのです。
観覧車が怖い心理に陥る人は、過去の経験などから負の感情が呼び起こされ、ノルアドレナリンが出ているからと考えられます。
観覧車が怖い人の心理
- 高所が好きな人と苦手な人の違いは脳内からでてくる物質の違い
- 観覧車など過去に高いところで感じた負の感情が蘇ることで、ノルアドレナリンが分泌される
観覧車が怖い人の具体的な理由は?
観覧車が怖い心理は分かっていただけたと思いますが、具体的にはどんな理由があるのでしょうか?
観覧車が怖い人の具体的な理由としては、高所恐怖症と閉所恐怖症が大きく挙げられます。
高所恐怖症とは、高い所に登ると、落ちてしまうのでは!という不安で、パニック状態に陥ること。
高い場所にいくと足がすくんだり、冷や汗が出たりすることがありますよね。
皆様、おはようございます♪
~EXPO CITY 観覧車、大阪府~
日々の、このおはようツイートに度々登場する万博記念公園ですが、隣接するEXPO CITYにある観覧車は、日本一の高さ(123m)を誇ります。
大阪の自宅から自転車で15分の距離ですが、私は乗った事がありません。高所恐怖症ですから(笑) pic.twitter.com/MaCgXkSqAP
— 💙💙青い空と、満腹太郎🐳🐳 (@osushi365days) December 2, 2021
これは根性がないとかではなく、人間として当たり前の防衛本能からきているものです。
古来から自分の身を守るために高所は危険だという意識が、人間にDNAに刷り込まれているから。
これがさらにひどくなって、吐き気や強い震え、動悸がするなどの症状が出れば、高所恐怖症となります。
これに対して、閉所恐怖症とは、閉ざされた狭い空間にいると、極度の恐怖を感じること。
閉塞感に息苦しさを感じることが特徴的で、観覧車のドアを閉められると、逃げ出せないという不安感が高まります。
これら恐怖症の原因として考えられるのは、過去のトラウマと過度な想像力です。
過去にトラウマがある人は、怖かった記憶を繰り返し再生することで、脳内にインプットされ、体が拒否反応を示します。
そして、想像力が豊かな人ほど、悪い方向に想像を膨らませて、恐怖に陥る傾向にあります。
高所恐怖症だけ閉所恐怖症だけという場合もあれば、両方併発している可能性もあると思いますよ。
何が嫌いかって、観覧車が嫌いだ。高所恐怖症に加えて閉所恐怖症だからだ。観覧車はその最たるもの。何がおもしろいのか。一緒に乗ったヤツがふざけて揺らした時なんか、絞め殺したくなる。
撮影でヘリに乗った時はマジでちびった。ケ [.. http://bit.ly/CiLhM— 五十嵐 隆男 (@takao50) September 29, 2009
ジェットコースターは平気なのに観覧車は怖いっていう方もいますが、これはなぜでしょう?
観覧車は高い場所での滞在時間が長いこと、狭い場所に長時間閉じ込められるので、息苦しさを感じやすいため。
また、ジェットコースターのようなしっかりした安全装置が観覧車にはないため、不安感が増すからではないでしょうか。
観覧車が怖い人の理由
- 過去のトラウマと過度の想像力
- 想像力が豊かな人ほど陥りやすい
観覧車が怖いを克服したい!
どの乗り物もそうですが、とにかく何回も乗って慣れることが克服するための近道だと思います。
また、観覧車が怖いのは心理的な要素が大きいので、恐怖を忘れるくらい楽しい時間にすること。
例えば、友達と一緒に乗っておしゃべりに夢中になっていれば、あっという間に終わっていたということもあります。
自分で克服したいと思って観覧車に乗るのはポジティブな思考なので、観覧車が怖いのを克服する良いきっかけになるでしょう。
ただし、嫌がる人に無理矢理克服させようとして、観覧車に乗せると、途中でパニックを起こす危険性があります。
あくまで本人が自発的に乗ろうとする気持ちが大事で、無理強いは止めておきましょうね。
もし、観覧車が怖いのを克服したいと思って乗った場合、なるべく下は見ないようにしましょう。
思った以上の高さにいることに気付いてしまい、余計に恐怖が増すこともあるので。
観覧車に乗っている時は相手と話をするなどして、気を紛らわせるといいと思います。
観覧車が怖い心理の項目でも話したように、自分の感情によって脳内に分泌される物質が変わってきます。
つまり、高い所が好きという思考になるように、マインドコントロールできればいいですよね。
そのためには、観覧車が楽しいという意識付けをする必要があるので、まずは自分にとってのメリットを考えましょう。
例えば、観覧車に乗れたら恋人とデートを楽しめる、とかでもいいと思います。
それをイメージしながらポジティブな思考で観覧車に乗れたら、苦手意識は薄れますよ。
その時に、安全だから大丈夫と無理に自分に言い聞かせるのではなく、なるべく意識しないようにするのがポイント。
夜景がキレイだったりするので、昼間より夜のほうがオススメかもしれません。
観覧車が怖い心理を払拭するのは難しいと思いますが、楽しいデートを想像するなどして、観覧車が怖いのを克服できるといいですよね。
- 何度も乗って慣れる
- できるだけ下を見ない
- 恋人や友人と楽しい話をして恐怖心を忘れる
- 高いところが好きだ、高いところが楽しいと思い込ませる
- 昼間より夜のほうがオススメ
観覧車が怖い心理と理由!克服方法が知りたい!:まとめ
観覧車が怖い心理は、高い所や狭い場所は危険だと本能的に感じているからです。
脳内に分泌されるノルアドレナリンという物質によって、緊張状態に陥ってしまいます。
観覧車が怖い人の具体的な理由としては、高所恐怖症と閉所恐怖症が挙げられのではないでしょうか。
これらは、過去のトラウマと過度な想像力によって引き起こされると考えられています。
観覧車が怖いのを克服するためには、できるだけ楽しい状況を作り出し、悪い想像をしないように気を紛らわせること。
無理をせず、成功体験を積み重ねることで、楽しく観覧車に乗れるようになることを願っています。