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ネクタイの長さの平均は何センチ?合わない時の調整方法も!

ネクタイアイキャッチ

4月から社会人になる方や、新しい職場で働くなど、スーツを着る機会が増える方も多いと思います。

そのなかでも、ネクタイは目につきやすく相手に良い印象を与えるための、大切なアイテムのひとつです。

 

そこで、ネクタイの長さの平均は何センチくらいなのか、気になったので調べてみました。

ネクタイの適正な長さの目安はどのくらいが良いのか?ベルトを目安にお伝えしたいと思います

また、ネクタイと身長が合わない時に調整する対処方法も取り上げています。

 

ネクタイの長さの平均を知れば、びしっとネクタイが締められ、スーツも着こなして、できる男に見えること間違いなしです!

  • ネクタイの長さの平均ってどれくらい?
  • ネクタイの長さが合わない時の調整方法は?

ネクタイの長さの平均は何センチ?

ネクタイネクタイをかっこ良く締めるには、適切な長さであることがとても大切です。

では、ネクタイの長さの平均は、どのくらいなんでしょうか?

 

日本人の平均的な身長にあわせて、ネクタイの長さの平均は、

140センチ

と言われています。

メーカーによってサイズは異なりますが、市販だと143センチで売られていることが多いみたいですね。

 

初めてネクタイを購入する場合は、まずはこの辺りを選ぶといいでしょう。

そして、ネクタイは長すぎても短すぎても、かっこ悪く見えてしまいます

 

長すぎる場合は調節することもできますが、上手く結ばないとダサいことになりかねません。

逆に短すぎると、お腹まわりが強調されて、太って見えてしまうことも。

 

こうならないためにも、ネクタイの長さは平均の140センチにすることが無難と言えるでしょう。

ネクタイの適正な長さの目安は?

ネクタイ長さネクタイの先端の幅が太いほうを大剣(ブレード)、幅が細いほうを小剣(スモールチップ)と呼びます。

余談ですが、ネクタイの名称は剣になぞらえて付けられているそう。

 

マナーとしては、ベルトのバックルに大剣が半分くらい乗るのが、ネクタイの適正な長さの目安です。

一般的には、

ベルトのバックルが半分隠れるくらい

が、ネクタイのちょうど良い長さと言われています。

 

この大剣がベルトのバックルより下になってしまうと、上半身が長く見えてスタイルが悪く見えたり、だらしない印象になってしまいます。

ネクタイが長すぎると、ベルトのバックルの下まで出て、スーツからもはみ出てしまい、とてもかっこ悪いですよ。

 

さらに、動きにくくなったり、しわが付いたり、ヨレてしまうこともあるので、注意が必要です。

逆に短すぎると、太って見えたり、チャラい印象や遊びに行くようなイメージを相手に連想させてしまいます。

ということで、ベルトのバックルにかかるくらいがネクタイの適正な長さだということが、お分かりいただけたでしょうか。

 

もし、予備のネクタイを買おうと思っているなら、身長別にネクタイの長さを選んでみてはいかかでしょうか。

  • 身長165センチ:140センチから145センチのネクタイが最適
  • 身長170センチ:155センチくらいのネクタイが最適
  • 身長175センチ:155センチ160センチのネクタイが最適
  • 身長180センチ以上:ロングタイプのネクタイ

身長マイナス15センチくらいの長さが、ネクタイを選ぶ目安になるので、参考にしてみてください。

ネクタイの長さの平均は、日本人の身長の平均に合わせているそうです。

 

でも、最近では日本人でも身長が高い人が増えたので、140センチじゃ足りないかも?

高身長な方などは、自分に合ったネクタイの長さを知ることが、大切だと思います。

ただし、首まわりや体型によって違いがあるので、できれば実際にネクタイを試着してみたほうがいいかもしれませんね。

ネクタイの長さと身長が合わない時の対処方法が知りたい!

ネクタイの長さが合わないネクタイの長さを平均にしても、あくまで目安なので、結び方などで長すぎたり短すぎたりすることがありますよね。

そのように、ネクタイの長さと身長が合わなくて困った時の、対処方法をお伝えしたいと思います。

 

ちなみに、これはネクタイが長すぎる場合に調整する方法です。

ネクタイが短すぎる場合はどうしようもないので、必ず身長マイナス15センチ以上のネクタイを選ぶようにしましょう。

ネクタイの長さと身長が合わない時の対処方法①ダブルノットで結ぶ

普段ネクタイを結ぶ時は、プレーンノットで結んでいる方が多いと思います。

もし、ネクタイが長すぎる場合は、ダブルノットという結び方をすれば、調整することができます。

 

通常1回ループを作るところを2回にすることで、仕上がりの長さが短くなるからです。

ダブルノットの結び方が気になる方は、こちらの映像を参考にしてみてください。

ただし、剣先幅が太めのネクタイだと結び目が大きくなってしまうので、この結び方は避けたほうがいいでしょう。

 

ちなみに、ダブルノットは生地が柔らくて薄いタイプのネクタイを結ぶ時にも便利です。

ネクタイの長さと身長が合わない時の対処方法②ネクタイ裏の縫い目を合わせる

生地の裏地にある斜めの縫い目を目安にして、大剣と小剣の長さを調整することで、キレイに固く結べる方法を紹介します。

ネクタイの裏側を見ると、小剣通し(ループ)とスリップ・ステッチ(たるみ糸)の間に、かんぬき止めという小さな縫い目があります。

このかんぬき止めの部分を目安に、シャツの第3ボタンと第4ボタンの間に合わせると、ちょうどいい長さにネクタイを調整できます

このような感じで結ぶと、自然と長さが調整されると思いますので、ぜひ試してみてください。

ネクタイの長さと身長が合わない時の対処方法③スラックスにインする

最後に、すぐにできる裏技を紹介したいと思います。

スーツやジャケットを着ている場合は、ネクタイをスラックスに入れてしまうと、ネクタイの長さは分からなくなります。

オススメできる方法ではないですが、どうしても急いでいる時などに、活用してみてください。

ネクタイの長さの平均は何センチ?合わない時の調整方法も!:まとめ

ネクタイの長さの平均は、日本人の平均身長に合わせて、140センチくらいと言われています。

身長マイナス15センチがネクタイの適正な長さの目安で、着けた時にベルトのバックルが隠れるくらいがちょうど良いでしょう。

最近の日本人の若者は、身長が高い人も増えてきたので、140センチではちょっと短いかもしれませんね。

ネクタイが長すぎて身長と合わない場合は、いくつかの対処方法で調整することで、解決できます。

巻き回数が多いダブルノットでネクタイを結ぶ、ネクタイの裏の縫い目をシャツの第3ボタンと第4ボタンの間に合わせるなど。

究極の裏技としては、長すぎてはみ出てしまったネクタイをスラックスの中に入れる、という方法もあります。

自分の身長に合ったネクタイを選び、正しく着用することで、おしゃれにスーツを着こなせる男性になってくださいね。

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